2010年7月3日土曜日

【レポート/東京】「今」を予測する!? 降水・竜巻・雷のナウキャストの話

【第22回気象サイエンスカフェ東京】

テーマ:「今」を予測する!? 降水・竜巻・雷のナウキャストの話
ゲストスピーカー:瀧下洋一(気象庁予報部予報課調査官)
日時:2010年6月29日(火) 19:00から21:00
場所: 明治大学駿河台キャンパス 「カフェパンセ」

天気の急変に対して即時性のある予測をする技術「ナウキャスト」に、5月から竜巻・雷が加わりました。今回のスピーカーは、この竜巻と雷のナウキャストの開発に携わった、気象庁予報部予報課調査官の瀧下洋一さんでした。
降水や雷は現象を直接観測できるのに対し、竜巻は事前に捕捉できないなど、それぞれのナウキャストの特徴や課題を紹介していただきました。



後半は参加者みんなで「気象災害の被害者数をゼロにする方法」を探るミニワークショップを開催。「危険な積乱雲の雲底を東京タワーなどで測る」など実用的な意見から「防災アイドルを使ってリテラシーを高める」といったアイデアまで飛び出しました。
(モデレーター 加藤順子)