気象サイエンスカフェについて

気象サイエンスカフェは、日本気象学会と日本気象予報士会が共催する「気象の専門家や有識者」と「その話を聞いたり話してみたい方」との科学コミュニケーションの場です。2006年春に東京でスタートし、気象学会・予報士会の各支部を中心に全国各地で開催されています。

気象の専門家とは、気象研究者、気象予報を担う「予報官」や「気象予報士」、予報を解説・伝達する「気象キャスター」などがいます。また、防災関係者、農業や漁業、ビジネスやスポーツなどの現場で気象情報を活用している人たちも、ある意味では専門家と言ってよいかもしれません。

気象サイエンスカフェでは、そんな様々な気象の専門家をゲストに招き、コーヒーなどを片手にみなさんと和気あいあい語り合う場です。導入はゲストからの美味しいおつまみトークを少々。その後、参加者のみなさんと意見と交わしたり討論したりという形で進行していきます。

参加者の顔ぶれも、科学好きの小学生から気象の各専門家まで多岐にわたっています。気象業界に興味のある学生さん、友達に誘われてという人、ゲストスピーカーのファン、様々なジャンルのサイエンスカフェをライフワークのように訪ね歩いている人、気象をもっと学びたい気象予報士さん……。様々な動機の人がいるのも、どんな分野にも影響を及ぼす気象ならではの奥深さです。

今後も、どなたでも楽しくご参加いただけるように「わかりやすさ」や「たのしさ」「発見」を大切にしながら、それぞれのカフェを開催していく予定です。

気象サイエンスカフェ スタッフ一同

【気象サイエンスカフェの様子(動画)】
第41回気象サイエンスカフェ東京「雲を愛する技術」
ゲストスピーカーの荒木健太郎さん(気象庁 気象研究所)から、当日の様子をYouTubeに投稿いただきました。
 
主催・企画・運営 (公社)日本気象学会 / (一社)日本気象予報士会 (各支部)