【第8回気象サイエンスカフェ・東京】
(台風の影響で延期となった、9月6日分のカフェの順延開催です。)
日時:2007年10月18日(木) 19:00~(18:30開場)
場所:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン1階
喫茶室「カフェ・パンセ」 (明治大学博物館上)
■テーマ: 「呼吸する海」 -ラニーニャと地球温暖化の関係-
■スピーカー:石井雅男さん (気象庁気象研究所地球化学研究部 主任研究官)
■参加費: 1,000円(このほかに1ドリンクのご注文をお願いします)
増え続ける二酸化炭素は、地球温暖化の大きな要因です。地球温暖化を防止するための森林の力については、これまでも注目されてきましたが、実は、海も大きな貢献をしているのです。大気中に排出された二酸化炭素の多くは、海にも吸収されていきます。地球表面の70%を占める海が、呼吸しているのです。
今回はこの「海の呼吸」について、現在起きている大規模な現象「ラニーニャ」との関わりや、酸性化する海の生態系への影響などについて、簡単な実験を交えながら、迫ります。地球温暖化への理解を深める機会にしていきましょう。
石井雅男
気象庁気象研究所地球化学研究部 主任研究官、理学博士
略歴:平成元年3月 名古屋大学大学院理学研究科博士課程(化学専攻)修了
平成元年3月 名古屋大学大学院理学研究科博士課程(化学専攻)修了
同 4月 気象研究所地球化学研究部
専門:大気・海洋の炭素循環
著書:「はかってなんぼ 環境編」(丸善)
「地球温暖化はどこまで解明されたか」
「日本の科学者の貢献と今後の展望2006」(丸善)
主催 (社)日本気象学会/日本気象予報士会
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