2007年9月26日水曜日

9月26日(水)【東京】TOYOTA F1 チームの気象予報士—ピットウォールの気象戦略って?—/Claudia Dittmarさん

【特別企画:気象サイエンスカフェ・東京】

日時:2007年9月26日(水) 19:00~(18:30開場)
場所:GOOD LUCK COFFEE 千駄ヶ谷店

■テーマ:  「TOYOTA F1 チームの気象予報士」 -ピットウォールの気象戦略って?-
■スピーカー:Claudia Dittmarさん
(TOYOTA F1チーム 気象アドバイザー。Meteo Berlin 代表)
■通訳:竹田正一郎(英語とドイツ語)
■参加費:  1,000円(このほかに1ドリンクのご注文をお願いします)  

9月の気象サイエンスカフェは、緊急開催です!

月末に富士スピードウェイで開催される、Fomula1 日本GPに先立ちまして、F1レースにおける気象専門家をスピーカにお招きします。世界にたった11しかないF1チームのひとつ、TOYOTAの気象アドバイザーClaudia Dittmarさん。レース直前の貴重なタイミングでの登場です。

どんな資料を基に予報をするの?
レース中に降りだすやっかいな雨は、どんな影響があるの?
サーキットに水たまりができたらどうするの?
また、ウェザータイヤと晴れタイヤの使用のルールは?

など、普段知ることのできない世界の究極の気象予報について、みなさんとたくさん聞いてみたいと思います。

今年は、7月のヨーロッパGP(ドイツ・ニュルンブルクリンク)で、度々のウェットコンディションのために、22台のうち5台がスピンするという大混乱のレースとなりました。F1レーシングではトップスピードが時速350kmにもなります。当然雨天時の安全対策はとられますが、安定しない空模様のもとでのレースとなることもあるようです。ちなみに、時速350kmを秒速(風速)に直すと、約97m/sとなります。日本の突風の記録(最大瞬間風速 91.0m/s、1966年9月25日 富士山)を上回る速さです。そんなスピード+豪雨。想像もできない状況での走行ですね。

今回の開催は、TOYOTAの方のご協力により実現いたしました。滅多にない機会です。ぜひご参加ください。

主催 (社)日本気象学会/日本気象予報士会
運営 気象サイエンスカフェ東京  お問い合わせは運営事務局 まで。