2019年10月8日火曜日

11/30【東京】南極の千本のアンテナでグローバルな気候結合を調べる / 佐藤薫さん

第50回気象サイエンスカフェ東京

日時 2019年11月30日(土) 14:00から16:00まで
  (受付開始13:45~)
場所 一般財団法人日本気象協会会議室
(サンシャインシティ
(JR・地下鉄・東武・西武 池袋駅から徒歩8分)
(地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩3分)

テーマ:南極の千本のアンテナでグローバルな気候結合を調べる
ゲストスピーカー:佐藤 薫さん
東京大学大学院理学系研究科 教授・日本気象予報士会副会長)
  • 参加費:無料
  • 飲み物は各自でご用意ください
  • 「気象サイエンスカフェ東京」は、気象や防災、環境にまつわる科学技術と社会の関わりを語りあうイベントです。どなたでも参加できます。
  • 申し込み:定員に達したため、参加申し込み受付を終了しました
  • 事前登録の後、都合が悪くなった場合はメールで事務局に連絡をお願いします。
  • 定員:35名(先着順)

 大気にはロスビー波と重力波という2種類の波があります。温帯低気圧はロスビー波の仲間、富士山の笠雲は重力波によるものです。大気の波は上空の成層圏や中間圏に伝播して、地球規模の地球規模の大循環を駆動しています。最近、この大循環が変化することによって北極と南極の気候が連動しているのではないかという話があります。南極昭和基地に配置された、八木アンテナ約千本からなる大型の大気レーダー、PANSYレーダーはこれらの波をとらえ、気候結合のしくみを解き明かす研究に活用されています。南極観測隊の活動やPANSYレーダーによる最新研究についてご紹介します。




◇ゲストスピーカーの紹介

佐藤 薫(さとう かおる)さん
東京大学大学院理学研究科 教授
佐藤薫さん

日本気象予報士会副会長
京都大学理学博士、気象予報士
京都大学助手、国立極地研究所助教授を経て現職。
第44次南極地域観測隊越冬隊員、第60次南極地域観測隊夏隊員。
PANSYプロジェクトリーダー。
日本気象学会山本・正野論文賞、同学会賞、同藤原賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞、海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)など受賞。
専門:気象力学、中層大気科学
研究室ホームページ:http://www-aos.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~sato-lab/


◇司会進行(ファシリテーター)の紹介
平松信昭さん
平松 信昭(ひらまつ のぶあき)さん
1960年京都生まれ
北海道大学理学部地球物理学科卒業後、日本気象協会に入社。
気象予報士試験の第一回の合格者の一人で、日本気象予報士会副会長。
アニメ『節子と台風』https://www.youtube.com/watch?v=5kwCjLHzuMc の主人公としても登場。








主催
(公社)日本気象学会 教育と普及委員会  /  (一社)日本気象予報士会
協力
(一財)日本気象協会

ご参加お待ちしております!
(気象サイエンスカフェ東京 スタッフ一同)