日時:2008年7月29日(火) 19:00~(18:30開場)
場所:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン1階
喫茶室「カフェ・パンセ」 (明治大学博物館上)
- テーマ: 「今、天気予報で注目されているテクノロジー」 ~アンサンブル予報のご紹介~
- スピーカー:経田正幸さん(気象庁地球環境・海洋部 気候情報課)
- 参加費: 500円(このほかに1ドリンクのご注文をお願いします)
昔は、食アタリしないようにと、「測候所、測候所」 と唱えたとか。しかし時代は変わり、今はかなりな精度で天気予報は当るようになりました。そして、更なる予報精度の向上を目指して、日々渾身の努力が続けられています。
実は・・・天気予報って、答えが一つに落ち着かないものだということが、科学的に証明されてしまっているんですよね。・・・つまり、100パーセントは当てきれないということ・・・
それでも当てたい! というので編み出されたのが、アンサンブル予報。お茶の間に届けられる日々の天気予報、週間予報、台風進路予報etc. そこには、勿論、アンサンブル予報技術が駆使されています。100年後の地球温暖化の予測にも!!
さて、この楽団の演奏にも似た呼び名の予報技術って、いったいどんなもの?今回の気象サイエンスカフェ・東京は、気象予測技術開発・運用の最前線で活躍を続ける経田正幸さん登場です。
アンサンブル予報の仕組み、予報のこころ、天気予報を上手に使いこなすには、などについて語っていただきます。天気予報を聞いて判断し、自分の行動を決心するのはあなたです。予報の舞台裏を知ることによって、利用上手になれるでしょう。
経田 正幸 ( きょうだ まさゆき )
気象庁地球環境・海洋部 気候情報課
略歴:
平成6年3月 気象大学校卒業
平成6年4月~ 金沢地方気象台技術課勤務
平成8年4月~ 気象庁本庁長期予報課・気候情報課勤務 (季節予報業務)
平成10年4月~ 気象庁本庁数値予報課勤務(アンサンブル予報システムの開発と運用)
平成19年4月~ 現職 (気節予報業務)
主催 (社)日本気象学会/日本気象予報士会
運営 気象サイエンスカフェ東京 お問い合わせは運営事務局 まで。